2008年06月17日

タカラダニ

タカラダニ

●特徴
 体長1o弱の微小な節足動物で、全身鮮紅色の体色を有します。タカラダニは「宝」ダニの意味で、この仲間には鮮やかな赤色を呈する種類が多く存在します。

●分布
 野外では海岸の岩場で見られますが、近年コンクリート建築の壁面や室内に本種が大発生し、問題となっています。発生時期は5月末から6月に集中します。発生する建築には築後相当の年数が経過し、コンクリート表面にコケ類が発生しているといった共通する特徴があります。

●被害
 人への危害例は、現段階では知られていないようです。

ピレスロイド系の水溶製剤(乳剤)を散布します。コンクリート壁面の種類によっては、薬剤散布によりシミが生じることがあるので、シンナーなどの溶剤を使っていない水性乳剤(エクスミン水性乳剤など)を使用するほうがいいでしょう。

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posted by クッキングパパ at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ダニの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

チリダニ

チリダニ

●特徴
 ヤケヒョウヒダニとも呼ばれます。乳白色半透明で、体長は雌で0.4mm前後、雄はやや小型です。コナチリダニに酷似します。コナチリダニとともに屋内塵中のダニとして最も重要な種で、塵芥中のダニ組成率で本種の占める割合は30〜40%に達します。

●分布
 日本では、じゅうたんやカーペットの普及に伴って増加したように考えられています。事務所やビルなどからもよく発見されますが、一般家庭で問題されることが多いようです。
 近年、ケナガコナダニが異常発生して、畳が白い粉をまいたような状態となり、社会問題されることがありますが、チリダニはその後数年を経過してから発生してくる傾向が強くあります。
 フケなどの人体からの落屑物や壁の中の有機物を餌として家屋内に生息します。コナダニ類よりも低湿度を好むようで、畳の上にカーペットを敷いた部屋で大発生します。ヨーロッパにおいても広く分布することが知られますが、殆ど問題とされることはないそうです。

●被害
 本種は、吸血や刺咬といった直接的な被害を及ぼすことはないですが、これらの増加に伴って出現してくる天敵のツメダニ類は人を刺すことがあります。また、最近の研究によって、アレルギー性喘息の抗原として作用することが明らかにされ、小児喘息の原因として、衛生的に重要視されています。
 このような被害は、室内塵1g中のダニ数が数百万頭を超えると発生し始めますが、そのダニ数は、数千から数万に達することもあります。

●防除
 屋内の清掃清潔保持と通風乾燥に心がけ、異常発生の予防に努めることが大切です。薬剤だけによる駆除は非常に困難で、畳は熱処理を行い、カーペットは新しいものと取り替えるのがいいようです。寝具などはよく日光に当て、必要であれば畳と同様に布団乾燥車による熱処理をするといいでしょう。

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posted by クッキングパパ at 01:34| Comment(18) | TrackBack(0) | ダニの基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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